たっぷりのカフェラテをあなたと

「私……あんな悪魔、捨ててやれって思うんだけど……どうしてもできない」

「うん」

「嫌いになりたいのに」

「うん」

「大っきらいなのに!」

「……うん」

 浩介の事を悪魔と呼んでボロボロ泣く私を見ながら、健吾さんはひたすら優しく相槌をうってくれた。

 そして、やがて私が落ち着くのを待ってから一言……。

「また苦しくなったら僕を呼べばいいよ」

 押しつけでも何でもなく。
 同じ痛みを知る彼だからこその言葉だった気がする。
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