PureWhite
-2-
目が覚めた時、僕はベッドに居た。

カーテンを閉め忘れた部屋は
昼の光でいっぱいだった。


何かが、足に触った。
と、隣を見たら、そこに女がいた。
僕の真っ白なシーツにくるまって
気持ち良さそうに眠っている。

おい。ふざけるなよ!
と、まず思った。
こういう話なら聞いたことがある。
「家に帰ったら見知らぬ女が
家に上り込んで裸で待ってた」
とか
「玄関ドアに手作りの弁当が
下げてあった。」
とか芸能界の先輩達の
そんな類の吃驚話を数え上げたら
キリがない。

でも、まさか
自分の身に降りかかるなんて。
遊び人ならいざ知らず、
ストイック系で売ってる
自分のファンには、
そんなことするコはいない。
そう信じてた。
< 6 / 23 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop