河の流れは絶えず~和泉編~
「ぷっ、変な顔だな。」

つい、ゲラゲラと笑ってしまった。

「いつもここで勉強しているの?」

部屋の中はいたって殺風景でここで彼女がやる気になれるのが不思議だった。

「はい、試験の勉強だけはここでしています。どうした訳か、家だと気が散って集中できないんです。一度、散々な試験をしてしまって親に頼んで試験期間だけはこっちで勉強させてもらってるんです。」

「ふ~ん。」

おばさんが言っていたことはどうやら本当らしい。

それなら、本気になって勉強を見てあげようか、、、。
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