河の流れは絶えず~和泉編~
彼女が持ってきている教科書や畳に散らばっている本を一通り見てみる。

内容は皆、俺が昔、習ったものばかりでこれなら余裕で教えることができる。

「ここの科目をほとんど君に教えることが出来ると言ったら君、どうする?」

この言葉に彼女はそうとう驚いているようだった。

「、、、、、全部ですか?」

そして、思い切り疑ってかかっているのがありありとわかる。

よっしゃ切り札だ!

「こう見えても、俺は今のところ首席で通ってるんだが。」

えええええ~~~~っ!!!と驚きの声を上げてくれた。
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