河の流れは絶えず~和泉編~
「何してたの?」

ちょっといじわるく聞いてみた。

すると、

「あ、、、、髪の毛に見惚れてしまって、日に透けてきれいだから。」

と言った。

「そうか?」

と髪を覗き込んだ。

、、、、、たいして手入れもしていないけどな。

俺より彼女の髪のほうがきれいなのになあ。

「夏葉ちゃんのもきれいだよ。」

何と、、、、、俺は自然に彼女の髪をさわってしまった。
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