あなたがいたから
一章 入学初日〜嵐の一日〜
春。


それは別れの季節でもあり、それと同時に出会いの季節でもある。



そんな春の季節を微塵にも感じさせないほどの勢いで一人の少女が眠っていた。


目覚まし時計が鳴っているにも気付かずに…。




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