月詠姫〜癒しと鬼一族編〜
俺も、空を襲う敵を倒しあいつらの加勢に向かう。だから気付かなかった…
空の後ろに、敵がいることをー…
「…っ!!空、あぶねぇ…っ」
「空ちゃん、後ろーー!!」
その時聞こえたのは、月でもないか細い少女の声。いつの間に目が開いたのか、花の目には涙が溜まっていた。
「火銃!!」
東雲の技が空の後ろにいた男を倒す。
「…っ花…?」
「空ちゃん!!空ちゃん!!」
一生懸命、空を呼ぶ。空は花のそばに駆け寄り、紐をほどいてやる。
俺達は…いや、俺は目を見開いた。あの花
空の後ろに、敵がいることをー…
「…っ!!空、あぶねぇ…っ」
「空ちゃん、後ろーー!!」
その時聞こえたのは、月でもないか細い少女の声。いつの間に目が開いたのか、花の目には涙が溜まっていた。
「火銃!!」
東雲の技が空の後ろにいた男を倒す。
「…っ花…?」
「空ちゃん!!空ちゃん!!」
一生懸命、空を呼ぶ。空は花のそばに駆け寄り、紐をほどいてやる。
俺達は…いや、俺は目を見開いた。あの花
