秘密の相談室
俺だって 物事 勝手に決めつけられるのが嫌で出ていった。

「近いうちに 実家に帰ってみるよ」

おれは悠季にそう言った。まぁ実際に どうしてこうなったのか 気になるしな…


――――☆―――*―――

それからしばらくして
二人が戻ってきた。

「二人とも お疲れ♪」

未愛さんは変わらない笑顔で二人を出迎える。
藍希くんと偉い違いだ。


ん…?
あの三人 いつ仲良くなったんだ?

楽しく談笑をしている。
ガールズトーク そのものである。


そして

「こっちも 負けずにボーイズトークでもしましょうか?」

一年ほど前に出会ったときとは違う。

時が流れれば 他人は変わる。

藍希くんの場合はいい方向に変わったのだろう?

悠季達の話をしてると穏やかな表情が印象的だった。
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