Hurly-Burly 5 【完】
カッコイイですよ、そのサングラスはワイルドさを
醸しだしてますからね。
「日和ちゃんの年頃だと大人に憧れるもんだよ~」
「失礼ですが、おいくつなんですか?」
ずっと、気になってはいたんだよね。
お兄ちゃんより年上な雰囲気はするし、
かと言ってそんなに老けてそうでもない。
「おっ、いくつに見える?」
「・・・20代後半辺りが怪しいところです。」
うむっ、30代ギリギリ手前とかっぽいな。
「そうだな、老けて見えるかと思ったけど
当たってるよ。」
「えっと、じゃあお2人は年齢が近いんですか?」
「んっ、そうだな。やっちゃんの方が実は1歳年上。」
「え――――――――――!!」
ターヤンさんの方が断然年上だと思ってたよ。
「そんな意外だった?」
「いや、人は見かけによらないんですね。」
「そんな興味を持たれると気恥ずかしいな。」
「何故ですか?」
ターヤンさんが口元を掻いた。
「何故って日和ちゃんみたいな子が周りに居ないからな。」
「花の女子高生って俺たちみたいなのに関わらないからな。」
実は、照れてるんですね。
「自信を持って下さい!やっちゃんさんもターヤンさんも
カッコイイと思ってますから!!」
「「ぶっ」」
「だ、大丈夫ですか!!」
2人して咽るとはよっぽど仲がいいのね。
「日和ちゃんどういうのがタイプなの?」
ターヤンさんが缶コーヒを喉仏に流しこむ。
「タイプとは何事ですか!?」
血液型のことを聞いてるのよね。
血液型占いでもする気かしら。
「O型ですけど?」
ズコっとみんながコケるせいで混乱した。
あ、あたし、面白いこと言ってない!
「そ、そっか、血液型O型だったんだ。」
やっちゃんさんが必死に笑いを堪えてるせいか
ハンドルがユラユラして車体が不安定になった。