Hurly-Burly 5 【完】
やっぱり、ユウヤの様子が変な気がする!
「ゆ、ゆうっ」
「あのさ、気のせいかもしんないからよ。
聞き流してくれりゃいいし、そっちのが
俺的にはいんだけどよ。」
言葉を飲み込んでユウヤの横顔を見た。
またしても、どいつもこいつもイケメンと
いうのは羨ましい限りだ。
いつも笑うとあどけなくなるのが真顔に
なると違う人みたいで不思議な感覚だった。
「何だ?」
急にこっちを見てきたユウヤと視線がぶつかった。
「ちぃーと何かあったか?」
「えっ!?」
予想外の発言に声が裏返った。
「ゴホンッ・・・いきなり、何を言う?」
咳払いをして庭の方に視線を動かした。
「何か、変だと思って聞いただけだ。
やっぱ、何かあったのか?」
ユウヤの眉が下がっていくのが見えて、
どう返せばいいものかと悩んだ。
何かあったと言われてもちぃ君は何もしてない。
あたしが見てしまったわけで、家政婦は見た|゚Д゚)))
ならぬ、ひよこは見た|゚Д゚)))だから!
「何もないが、変だっただろうか?」
あたしがちぃ君への接し方がいつもと違うように
見えてるなら事は重大だぞ。
「いや、誰も気付いてねぇと思うけどよ。
ちぃー自身も気づいてるか分かんねえし、
けどちぃーはすげー良い奴なんだよ!
だから、その・・・なんつーかアイツたまに
変わったことするけど悪い奴じゃないっていうか!」
「うん、知ってるよ。」
「だ、だよな?」
人の心配をするユウヤはすごく良い奴だ。
「嫌ってるわけじゃねえよな?」
「当たり前なことを言わせないでよ!」
ただ、ユウヤが笑ってるとみんなが何だかんだで
笑ってるのは事実でユウヤはきっとムードメーカー
なんだろうなと思うからこそ周りに気が配れる男の子
なんだろうなとは思ってた。