Hurly-Burly 5 【完】
何、このシーンとした空気。
そうだよなって感じのこの納得されたような様子!!
「いいんです!あたし、正直そういうの興味ないので
モテようがモテまいがどうだっていいのです!」
母さんだって言ってた。
“そんなもんどうだっていいのよ”
“あたしにはむしろ邪魔としか思わなかったわ”
そんなカッコイイこと言える女になるんだ!
「日和ちゃんって逞しい女の子なのね!」
「見た目が可愛らしいお嬢さんだからもっと
女の子らしい子なのかと思ってたわ。」
つまり、あたし男らしいと!?
純玲さんと茉莉花さんみたいな感じじゃなくてすいません。
夕食は大人数で食べたせいか少し緊張してよく食べた。
「よく食べる子だね。」
稜さんが足りたと聞いてきた。
「恐れ入ります!」
こういうところは母さんの遺伝子を濃く受け継いだ模様だ。
遠慮なしにたらふく食べてしまった。
それからも穏やかな時間を送って帰る時間がやってきた。
「今日は1日お邪魔させて頂きまして光栄でした。
ま、またお邪魔する所存でございます!」
送りに出てくる人の多さにビックリしてビビった。
「そんな畏まらなくていいよ?」
「いいえ、そういうわけにはいきません!」
ペコリとお辞儀をすると来た時同様で今度は
ターヤンさんが運転して帰ることになった。
ターヤンさんとやっちゃんさんに感想を聞かれり
している内に家の前に車が停まった。
「あれ、家誰も居ないの?」
やっちゃんさんがふとそう訪ねて来た。
「はい、兄ちゃんがどうも今日は遅くなるようです。」
「日和ちゃん、戸締りしっかりするんだよ。」
馨君、お父さんみたいなこと言ってる。
「アイアイサーです!」
「何か、心配だな・・・・」
「ひよこ、段差あるから・・・」
京君の言葉を聞くや否やすぐに段差に躓いた。
「げっ!」
転がり落ちそうになったのは言うまでもない。
※ドジっ子ではなくただ単に落ち着きが無いだけです。