先輩、大好きです。 -憧れの先輩と禁断の恋-


んだけど突然止まって、戻ってきた。


「どうしたんですか?」

「ん?忘れ物をしただけ」


忘れ物?


そう考えてると突然冬夜先輩が、「日向」とあたしの名前を呼んだ。


そして、一瞬だけあたしの唇と冬夜先輩の唇が触れた。


突然起きたことに戸惑いを隠せないあたしを見て、冬夜先輩はただただ笑ってる。


「それじゃ、また明日な」

「あ…はい…」


あたしが落ち着いた頃には、冬夜先輩の姿は見えなくなっていた。


冬夜先輩の忘れ物って、一体何だったんだろ?


もしかして、さっきのキス…?


ぽっ///


思い出しただけで、顔が赤くなるのが分かった。


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