キミだけが好き
あと私が告白するだけで全てが埋まる。埋まった何が起きるのだろう・・・、私は恐怖心で胸がいっぱいだった。そして拓磨が私に気づき目は大きく開いていた。慌ててノートを背中へと隠した。拓磨は、
「どうしたの?」
と言われたので私は、嘘をついて
「忘れ物の本をとりにきたの。」
と言った。拓磨は、ため息をついてホッとした顔でニッコリと笑って言った。
「そっか」
と言ってすぐに教室から走って出て行った。私も教室をゆっくり歩きながら家へ帰った。
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