甘くて危険な輝き~GOLD PRINCESS~
「んー、とね、凛はGOLD DROPのコト知ってた?」
「知らない」
「知らねぇ奴連れてきたのか、輝」
陽が輝を睨む
輝は、まあまあと受け流して
「じゃあ、GOLD PRINCESSの事も知らない…か」
一呼吸置いて
「今、この部屋に入った時から凛は、GOLD PRINCESS、GOLD DROPのお姫様だよ」
と言った
「………ハァアアアアアア⁉」
プリンセス…は?
「あたし、ならないから!」
「…拒否権ねえんだよ…」
ポソリと隼人がつぶやく
…寝たふりずっとしてたのか
「んーとね、ごめんね、凛
この部屋に女入れるって事はそのコがその代のプリンセスになるって事なんだよね」
一人用のソファーに座ってる輝が落ち着いて話してくる
「なんで、教えなかったの」
「そしたら凛逃げるだろぉー?」
オレンジ頭(司)が言う
うん、もうコイツはオレンジ頭でいい