甘くて危険な輝き~GOLD PRINCESS~
ハッ
目をさますと、すぐに灰色頭が目に入った。
「はや、と…」
「……」
「……った…なに、してんの」
なにも言わない隼人を押しのけて、フローリングの床から起き上がった。
なぜだか分からないけど、ここは…私の家の玄関。
「…襲われたい願望でもあるの?」
「は?」
「鍵空いてた。
…お前プリンセスの自覚あんのかよ」
ギロッと、鋭い目で睨まれる。
普段、単調な喋り方の隼人の、珍しく荒れた口調。
ああ、本気でキレてるな。
「…ごめん」
「……準備して」
「…うん、20分待って」
機嫌が悪い隼人を残し、急いでお風呂に向かう。
昨日の記憶が、曖昧だ。
どうやって帰ったんだろう。
ピッ
「……もしもし、輝?
…”探り”必要。」