*£男子校のお姫様£*
「取り敢えずデザイン考えてきたんだけど、こんなんどうかな?」

歩「ちょっと見せて?」

「はい。」

本当は袴着せたかったんだけどね。
暑いし動きづらいし
あんまりよくないと思って

うーん…。

歩「ここはさ、もっと裾短くした方がいいかも。それと、男子でロングスカートって…。」

「袴もどき‼︎襞入れたら袴みたいに見えるくない?」

歩「いやま、そだけどさ。常にズボン履いてる俺らからしたら、スカートって結構抵抗あるだろ?」

「そっかな…。」

ジー…

「なにさ。」

歩「いや、さっきの発言、お前が日常からスカートはいてるから慣れてるのよ♡うふっ♡的な発言に聞こえる。」

「えっ!うそ!」

周りからの視線が少し刺さる。

「いいいいいや‼︎‼︎‼︎わたっ俺っそんな趣味ないから‼︎‼︎‼︎」

椎波「いや…でも…なあ。」

流氷「さっき私って言いそうになってたし。」

ギャアアア‼︎‼︎‼︎

ここではわた…コホン…俺は男だ。

どしよどしよ。゚(PД`q*)゚。

誰か!誰か事情知っとるやつおらんかい!!

放課後の教室には、採寸がまだおわってないやつらのみ。

同室メンバーはもう帰ってるし。

歩「ま、採寸再開だ。おい、颯。やるぞ。」

「えっ、もう俺!?」

歩「そうだ。はいバンザーイ」

ー測定中ー

歩「お前さ、細いな。うえすと。」

幸崎「お前、女みたいに括れてるよな
(*ノ∀゚*)σ」

「うっせ!つか、括れてるとか
眼科いけば?」

寸胴なのに。俺。

それに…

「三神…。さっきから何ひとの胸
触ってんのさ。」

どさくさに紛れて。

三神「いや、なんか柔らかいなぁって
(๑・`◡´・๑)ドヤァ」

椎波「うそっ、マジで⁉︎」

とかなんとかいいながら幸崎。
胸ちゃっかり触ってんだけど…

椎波「確かに柔らかいな…(*σ´Д`*) 」

ゴツン☆

椎波「いった‼︎おい!颯‼︎
何してくれてんだよ!」

「おだまりっ!
真剣にコメントすんなバカ‼︎」

流石にセクハラだ。

鉄拳制裁。

男装しているとはいえ、
いちおー女なんだから。

歩「はいっ!桺。終わったぞ。」

「さんきゅ。」

ふぁー。災難災難(。-∀-)

流石にヒヤリとした颯でした。











ところが…安心している颯の知らないところで…

『あの体型、体格、サイズ…。
確実に女だよな…。桺颯は女…?」

実はまた新たにバレかけている人が出現していたのでした。



第三節: 秘密の暴露ちゃん 完


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