キミと、ピエロ的恋愛遊戯。
コップの中の氷が渇いた音をたてた。



見ると冷たい雰囲気を残して
少し溶け始めている。


まるで今の俺みたいだ。
そう思った。




「あいつは俺のこと嫌いだろうけどな。」


てか、今日そんな話しなくても
別の日でイイだろ?



そう言って軽く流してみた。


奏良は納得してないようだったけど、
渋々頷いてそれ以上は聞いて来なかった。
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