にゃーん!

二人が後ろを向くのを確認すると璃桜は彼らに背を向けて着物を脱ぎ始めた


「………ハア」

「なぁ、璃桜」


璃桜が上半身裸になったとき後ろを向きながら丞が璃桜に話しかけた


「なんだ」

「その背中の傷はどうしたん?」

「「……は?」」


沖田と璃桜の声が重なった


「なっなんのこ…「あ、本当だ」」

「!?」


慌てて顔だけ後ろを向くと丞と沖田が璃桜の背中を見ていた


「なっなななな…!!」

「どうしたの、これ?」


璃桜が顔を赤くしたり青くしたりしていると沖田がにっこり微笑みながら尋ねた

いや、顔は笑っているようだが目が笑っていない

背後には何故か黒いものが見えている…




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