にゃーん!
「ねぇ、無視?この傷のこと聞いてるんだけど」
「なっなななな…何見てんだー!!」
―パァンっ×2
「「いっ…」」
「出てけ、出てけ、出てけー!!」
―バタンッ
璃桜は山崎と沖田に平手打ちをすると外へ追いやった
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…」
見られた…
見られた見られた見られた見られた!!
幸い下半身は着物で隠れていて、上半身の胸側は手で隠していたし、後ろを向いていたからそんなに見られていない
…と信じている
でも背中の傷を見られてしまった…
沖田は絶対この傷のことを聞いてくるだろう
しつこくしつこくしつこくしつこく何度でも…
「はぁ…どうしよう」