バッドエンドにさよならを

中井と二宮は私に休息を与えてくれる存在でした。彼らが登場するだけで場が和むというかね。緩和剤でした。アホ度でいうと、二宮の方がアホです。中井もアホですが二宮の方が勝ります。

鹿島はぽっと出キャラなので、ノープランで遂行しました。だからあんなにブレブレなんですね。ブレブレなのを使って変人に落ち着きましたが。彼は宇宙脳を持ってると思ってもらえれば大丈夫です。鹿島は得体のしれないパワーを持ってます。いい意味でも悪い意味でも。腹立つけど憎めない、それが鹿島の魅力です。

サワの母親、紗耶香は本当に苦労した人間です。サワがイマオカさんを突き落とすまではサワのことを誰よりも愛していました。性格が歪んでしまったのは愛する我が子の裏切りを感じてしまったからです。彼女の苦悩は誰にも計り知れなかったのだろうと思います。

サワのおばさんは、しっかり者だけど少し抜けてるとこもある可愛い人です。独身なのは、仕事を優先してるからで、いろんなところから縁談があったりはします。でもサワがいるから家庭はいらないかなと全部断ってます。彼女は常識人なので、書いててとても楽でした。

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