隣の彼の恋愛事情
***

「おつかれさまです」

支店のメンバーに挨拶をしてから、裏口からでる。

斗馬に会える金曜は体は疲れているものの、気持ちが前向きなおかげでいつもよりも業務にも身が入る。

ウキウキした気分で、今日のご飯の材料を買い物するのに頭の中でリストを作っていた。

すると、「神崎さん」と声をかけられた。

「園田さん・・・」

私の目の前にいたのは結子さん。

ただ、以前のような笑顔ではなくどこか張りつめた感じが印象的だった。

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