隣の彼の恋愛事情
「別々のところでいくらお互い話し合いをしても、時間の無駄だと思って今日はここに集まってもらいました」

そう斗馬が話しを切り出した。

「結子さん、あなたは紅緒に私と結婚すると話したんですよね」

「えぇ、そうよ」

よどみなく結子さんが答える。

「本当にあなたがそれを望んでいるんですか?」

まっすぐに見つめて話をする斗馬に結子さんは少しひるんだ。

「そうです。それに園田と三浦、双方の家でこの話はGOサインが出てるわ」

そう言って斗馬の目をみてはっきりと言った。
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