隣の彼の恋愛事情
チィ兄の一言を聞いて斗馬は、怒りをあらわにして

「お前は好きだったら、人のものでもキスするのか?」

そう言った斗馬に

「お前は好きな女が泣いてるのにほったらかすのか?」

そう言い返し、にらみ返していた。

両者とも一歩も引かず睨みあい雰囲気は最悪だった。

(逃げたい・・・だけど原因は私だ)

自分か逃げてばかりいたから、二人を困らせこんな状況になってしまったのだ。

「ごめんなさい」

とげとげしい雰囲気のなかやっと私が口を開いた。

「チィ兄は、私がおちこんでいたから慰めてくれただけで・・・」

「ちがう!」

普段私にめったに声を荒げないチィ兄が言葉を遮る。
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