隣の彼の恋愛事情
「で、次は俺たちの話だけど」

そういって、長い脚を組み私のほうを斗馬が見た。

私はあの二人の成行きをあっけにとられて見ていて、放心状態だったが斗馬の声に現実に引き戻された。

「俺の彼女がどうして、俺の友達とキスすることになったのか説明してもらおうか」

そう言う斗馬からは不機嫌オーラが漂っているが、きちんと私と向き合って話をしようとしていることが分かる。

「それは、えーっとどこから説明したらいいのかな・・・」

しどろもどろに話す私にチィ兄が助け船を・・・

「俺が好きだからキスした」

(助け舟どころか泥船だわ・・・)
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