隣の彼の恋愛事情
結子さんと呼ばれた彼女の桃色の頬が、アイツを見た時にさらに色濃くなったのを見つけたとき、なんだか得体の知れない重いものが心の中に広がった。

それは今は、心から身体に巡っていき全身を気だるくさせていた。


(どうしたんだろう?私らしくないな。)

お気に入りのカフェラテを飲み仕事に集中すればこんなもの、気にもならなくなる。

そう思っていたのが思い違いだと、就業時刻になってもちっともペースをとりもどせていない自分に気づかされた。
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