それでも君が好きだよ

「ごめん…。邪魔だったね。」



「分かってるならさっさと……」



「うん。戻るよ。でも、1つだけ言わせて…?
番場くん、私はいつも貴方を応援してる。」



私はニッコリ微笑んで

番場くんから離れていった。



私のメッセージは届いただろうか…?




『苦しい辛い思い、いつか…
誰かに打ち明けれたらいいね。』



私は番場くんの事、何にも知らない。




だから、いずれか大切な人ができて、


その人に…全てを打ち明けたならば

きっと番場くんは楽になれるよね…。
< 54 / 272 >

この作品をシェア

pagetop