happy birthday~君との約束~㊦
「怒鳴ってねーよ」
「もう良いから。あんた達は出て行って」
真紀の言うとおり翔太達は出て行った。
「由紀…ちょっといい?」
遠慮うがちに真紀が私の掌を包み込むように手を重ねてくる。
「由紀が不安だったのは分かるよ。私たちが何かを隠してたのを知っていたんでしょ?」
私は返事をする代わりに頷くだけしかできなかった。
「隠してたわけじゃないの…。あいつはあいつなりに由紀を幸せにする事だけを考えてるの」