キミが教えてくれた
「そーいえば、荒川って奥さんいるの?」
あたしは適当な反省文を書きながら

荒川に質問した


「おいおい、俺は先生だぞー先生って呼べよ」

荒川が少し呆れる
あたしはそれを無視して付け足す

「ほら、荒川モテモテじゃん?なのに、結婚してるとか反則じゃん」

あたしは反省文を書くのをやめて机に顔を伏せた

「…っはあ、だからだよ」

荒川はため息をついて
言った
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