夜猫'A cat chooses xx.'



『……ごめん』




小さく呟いた言葉は、誰にも聞こえなかった。





「……連絡はいれた。



もうすぐ来るから




それまで我慢してくれ」





眉を潜めながら行った大鬼の言葉に




ビックリしてしまった。



『え…』



魅憂も目を見開いてビックリしている。




「……何か、お前は傷つけたらダメだと思えた」



大鬼はそれっきりそっぽ向いて黙っていた。




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