夜猫'A cat chooses xx.'




暫く沈黙が続いたけど、大鬼の自嘲的な笑みで解けた。



「……怖がられようとしてる、……か。」



大鬼は私を見て頬を歪める。



「俺達はそう生きてきた。


家族のハミ出しモノ。


社会からのハミ出しモノ。



俺達は、そんなやり方じゃねぇといけネェ。」






大鬼の言ってる意味が解らなかった。





「僕達は、



光の夢羽ちゃんとは違うんだよ」




魅憂はそう言って、大鬼と同じ自嘲的な笑みを浮かべた。






…………違うっ‼




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