夜猫'A cat chooses xx.'
ーーーーー
その日は簡単に一日が終わって、少しいきをいていた。
…………最近、外に出ていない。
自然と、外を避けてたのかもしれないけれど、少し外に出たい気分だった。
「夢羽?」
遊優くんの優しい声がした。
『ふぁい?』
今日は、起きると風生の温もりはあったけど、実体は無かった。
夜は、一緒に寝てたんだけどなぁ。
私はそんな状態に悲しくなりながらぼーっとしていた。
「朝ごはんあるけど、食べる?」
『ん、食べる』
ベッドから下りてドアを開ける。
ドアの前には遊優くんが微笑みながら立っていた。
…………王子様スマイル。
私はそんな言葉を頭の片隅に思い浮かべながら溜息をついた。
朝ごはんを簡単に食べた後、私はまた部屋に戻ろうとした。
「ぁ、夢羽」
遊優に呼び止められて、足を反射的に止めた。
振り返ると、凄く優しく微笑んだ遊優がいる。
その笑みが浮かんだ口からは、予想外の言葉が流れた。