明日ここにいる君へ
この、奇跡を起こしたのは…
神様なのか。
仏様…なのか。
それとも、悠仁さまなのか。
その、真相は……もう、どうでも良くて。
一気に視野が広がっていくみたいに…この世が、煌めいて…見えた。
大事にしたい。
この……瞬間を。
信じて、信じて、けれど…自信が持てなくて。
何度も折れそうになった…心に。
おばあちゃんが残した…言葉が、何度も私に…問いかけていた。
『どうか虹みたいに…七色に輝く瞬間を、そんな世界を見つけられますように…。虹のように、人と人とを繋ぐ掛け橋のような…優しいコになりますように』
悠仁と…知り合って。
何度も…心が動かされて。
呪文のように………
そうなって欲しいと。おばあちゃんに恥じることのないように、と。
ずっと…胸の内に。
君と心が…繋がって。
初めて知った…感情は。
おばあちゃんが願ったそれに……近いものであると…信じたい。
人と…繋がる、そんな…優しい人に。
これからでもいい。
なって…行きたい。