【続】赤い糸のその先は…。
いつから、居たの?
別に課長の悪口を言っていたわけじゃないけど、うろたえた。
現実から逃げないって決めたのに、課長を目の前にしたら緊張した。
「佐伯、会議の準備をするから一緒に来てくれ。」
仕事モードの課長だ。
こんな所でサボっていたから叱られる?
いつもの業務命令口調だったから、慌てて返事をした。
「はいぃいっ!」
でも、課長の目が微かに笑っているように見えたのは気のせい?
叱られるわけじゃないよね?