【続】赤い糸のその先は…。
このモヤモヤとした、
ドロドロとした感情は私の中の醜いヤキモチだ。
こんな醜くなった私を見ないでほしかった。
課長は俯いてばかりいる私の顔を上げると、
「馬鹿だなぁ。北村はああゆうキャラなんだ。
アイツには何の感情もない。俺の彼女はゆずだろ?」
予想外に泣いてしまった私に、
『お前が一番だ』って、
トロトロの蕩けるような優しい甘い言葉をくれた。
だから、その日は何とか最後まで仕事を頑張れた。
信じていいよね?