【続】赤い糸のその先は…。
==== ゆずSido ====
夕方から、明日の大掛かりな企画会議の為にフロア全員で準備をしていた。
そういえば、北村女子に同情して課長とは距離を置きすぎちゃったかなぁ。
一生懸命私に話しかけようをしているのは知っていた。
それは、視界の隅っこで課長の気配を察知していたから。
でも、そのたびに幸田君に邪魔されてたんだよね。
きっと、親衛隊隊長(室長)の差し金なんだろうな。
室長、面白がっていたし。
「ゆずちゃん先輩、会議の資料のコピーまだでしたよね。?会場の準備は、少し余裕が出てきたので、今のうちにやっちゃいましょうか。」
「そうだね。やっちゃおうか」
幸田君の提案で、二人でフロアに戻ることにした。
課長が『幸田は使える男だ』って珍しく褒めた時があったけど、ホント、細かい事に気が付くようになったよね。