モカブラウンの鍵【完結】
コンビニで替えの下着や歯ブラシを買って奈央美の実家に戻る。
リビングに行くと、奈央美から博史さんのパジャマを渡され、お風呂を借りた。
「涼太、出てたんだ。私の部屋、2階の左の突き当たりだから。私もお風呂入ろう」と言って、俺が出たのと入れ替わりで奈央美がお風呂に入った。
頭をバスタオルで拭きながら、奈央美の部屋のドアノブを回した。
その部屋は白木の家具で統一されている。
少女の頃の奈央美は白木がお気に入りだったんだ。
今はナチュラルブラウンの木目好きか。
家具一つで奈央美が少女から女性へ成長したんだ、と思う。
床の空いているスペースに敷かれた布団の上にあぐらをかいて座る。
部屋を見回すためにぐるっと顔を動かした。
本棚には学生の頃使っていただろう教科書や参考書、資格試験の本が並んでいた。机の上にはスタンドライト以外は何もない。
それは奈央美のアパートにある仕事机と同じ状況だった。
唯一違うところは、パソコンとプリンターが置いてあることぐらい。
いつだって奈央美は奈央美なんだな。
リビングに行くと、奈央美から博史さんのパジャマを渡され、お風呂を借りた。
「涼太、出てたんだ。私の部屋、2階の左の突き当たりだから。私もお風呂入ろう」と言って、俺が出たのと入れ替わりで奈央美がお風呂に入った。
頭をバスタオルで拭きながら、奈央美の部屋のドアノブを回した。
その部屋は白木の家具で統一されている。
少女の頃の奈央美は白木がお気に入りだったんだ。
今はナチュラルブラウンの木目好きか。
家具一つで奈央美が少女から女性へ成長したんだ、と思う。
床の空いているスペースに敷かれた布団の上にあぐらをかいて座る。
部屋を見回すためにぐるっと顔を動かした。
本棚には学生の頃使っていただろう教科書や参考書、資格試験の本が並んでいた。机の上にはスタンドライト以外は何もない。
それは奈央美のアパートにある仕事机と同じ状況だった。
唯一違うところは、パソコンとプリンターが置いてあることぐらい。
いつだって奈央美は奈央美なんだな。