1日一万円のサンタクロース【完】

あたしは十分かけてご飯を食べ終えた


その後お皿を洗っていると


「ふーあっちぃ」


上半身裸で上がって来た


「///」


な、なんちゅー格好で


「何顔赤くしてんだよ」



「な、なんて格好をっ」



「普通だろ」



「あたしは見るの初めてだから―」



「ふーん」


一樹はあたしに近づき


「じゃぁもっと見とけよ」



「は、はぁぁ!?」


あたしを壁に追い込み


「ついでに触っとけば?」


なんて手をつかまれ筋肉質な体に触れるあたしの手


触った瞬間顔がボンッと赤くなった


「う、あ、お風呂入ってくる!!」


一樹の体を押しのけてダッシュでお風呂へと向かった


ドキッドキッドキッ


心臓が早い


苦しい


なんなのよ

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