1日一万円のサンタクロース【完】
あたしはお風呂にはいり頭をスッキリさせた
体を洗い終わった直後
カサカサ
後ろから奇妙な音がした
振り向いてみると
「き、い、あ、いやぁぁぁっ!」
あたしは体にバスタオルのままお風呂から出てダッシュで一樹の元へと逃げた
その時あたしは自分の格好にもきずかずに
「いやぁぁぁぁぁぁ!!一樹ぃぃぃ!」
一樹はビックリしたような顔であたしを見る
あたしは一樹の胸に抱きついてしまい
「ど、どうしたんだよ」
「ご、い、きゃぁぁ!」
思い出しただけでも鳥肌が立つ
「言葉になってない」
「ゴ、ゴキ、ゴ」
「ゴキブリのこと?」
「言うなぁぁ!」
「てかさ、そんなことより格好」
「へ?」
「自分がどんな格好してるかきずいてる?」
自分の姿を見ると
裸にバスタオル
「いやぁぁぁ!見ないで」
「見せてんだろ」