俺が教えてやるよ。
「にしてもひどい点数だな」
グシャグシャになったあたしのテストの答案を広げる飛鳥くん
「33点には負けるけどね」
「なっ…見たのか!」
「見たんじゃないもん。見えたんだもん」
「見たんだったら一緒だろ!」
「いーじゃん。同じくらいなんだし」
33と35なんて変わらないよ
どっちにしろ平均点以下なんだし
「…まぁ、そうか」
「同じレベルの人がいてあたしは心強いよ」
心の支えになってくれそうじゃん
しかも2人で助け合っちゃったりして…
「あぁ…悪い」
突然飛鳥くんが謝った
「え?なに?」
「このテスト、寝てたんだ」
「え?」
「3分の1だけ解いて保健所」
はぁ、なるほど
だから33点?
って
「どアホ!!」
隣には意味不明な男
家には悪魔な王子
あたし、どうなっていくの?