さよならの見つけ方 第1章
「チャド」


呼び掛けられた祖父のその声にチャドは返事をし、一度私をゆっくりと振り返った後、助手席に乗り込んだ。










「チャド!!!」






通りを走り出す車を、たくさんの人たちが追い掛けていく。














「…チャド!!!!」






そう何度も叫ぶクリスの、少し擦れた声が悲しかった。






隣で泣きじゃくるマイケルも、ハンカチを目に当てる人々の姿も。



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