さよならの見つけ方 第1章
――――笑顔も声も、遠くなる。






いくつもの曲がり角を越えて、海を越えて、空を越えて、



大好きなチャドは宇宙の果てに行ってしまう。










堪え切れずに泣き崩れる私の隣で、真っ赤に泣きはらした顔のマイケルの、心配そうな瞳が痛い。






地面に手をついて泣きじゃくるクリスの、その横顔が痛い。






すごく痛いよ、チャド。















私達はまだ子供だから、



さよならを言うのがこんなに下手なんだろうか。










いつかきちんと大人になれば、



さよならを伝えることに、慣れる日が来るのだろうか。

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