さよならの見つけ方 第1章
お姉ちゃん。






そう言いながら小さな弟は、私を力いっぱい抱き締めた。










お姉ちゃん






マイケルが涙声で私を呼ぶ度に、しっかりしなければと思う。










悲しいけれど、胸が潰れそうだけれど、










きっと大丈夫。



大丈夫。







だって私は、ひとりじゃない。






大好きな彼はいなくなってしまったけれど、

隣にはまだ、みんながいてくれる。












「ごめん、

今だけちょっと、泣かせてくれる…?」






そう言って少しだけ笑顔を作ると、マイケルの細い腕に力がこもる。






ぎゅう、と触れ合っている部分から、湿った体温が伝わってくる。






それが心地よくて、一層泣けてきた。

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