さよならの見つけ方 第1章
「父さんが死んだ日、涙が止まらなかった。



この世から自動車なんてなくなってしまえと思った。







外に出ていつものように夜空を見上げたら、涙の向こうであんまり星が綺麗に出てたから…







あぁ、きっと父さんもあそこにいるんだなって、



あの小さい粒の中に父さんは隠れてるはずだって、なぜだかそう思ったんだ」










チャドは小さく、息をついた。










「それから父さんの望遠鏡を使ってたくさんの星を調べるようになったけれど、結局父さんは見つけられなくて、



年をおうごとに、もう会えないんだなって、いるわけがないんだなって思い知らされて…」










「うん…」










「…だけどさ、父さんは見つからなかったけれど、代わりに夢が出来たんだ。







いつか絶対、宇宙に行ってやる、



父さんがあんなに好きだった宇宙に行って、この目に地球を映すんだって」










「…そっか」










そんな理由があったなんて。


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