さよならの見つけ方 第1章
“いるよ”



なんてそんなありふれた失恋の仕方なんて、まっぴらなのに…










もう少しこのまま、チャドを好きでいたい。






好きなまま何も気付かれず、チャドのそばにいたい…














やっぱりいいや、なかったことにして、と何度口から出かかっただろう。










舌が上手く回らなくて、チャドのまっすぐな瞳だけを見つめて私は一人泣きそうになっていた。







チャドの口からこぼれてくる次の言葉が怖いなんて、初めてのことだ。











言わないで…






私の恋をまだ、終わらせないで…













< 45 / 108 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop