さよならの見つけ方 第1章
すぅ、と一呼吸置いて、チャドは静かにこう言った。









「アメリカに、行くことになったんだ」










アメリカに、行くことになったんだ










心に痛い言葉が空気を静かに振動させて私の耳に届いてくる。






悲しい決断を口にしているはずなのに、チャドの瞳はいつものように綺麗に澄み切っていた。










やっぱり。






やっぱり、やっぱり。










そうだと思ってた。



絶対、そうだと。







いつかは必ず、こんな日が来ると。














「ケネディ、宇宙センター…?」






「…そこまですごくはないけど、

宇宙センターの近くにある科学分野の専門学校に、入れることになったんだ。

研究者としての宇宙飛行を、将来的に考えてる」






「……」


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