さよならの見つけ方 第1章
「卒業まで、待てないの?」
「あと2年も待てないよ。
ずっとずっと夢だったんだ」
どこか教会の外から、人の笑い声が聞こえてくる。
うららかな陽射しが教会の高い窓を通して、私達の上に降り注ぐ。
そんな暖かい陽射しの中で私達は見つめ合ったまま、笑いもせず、泣きもせず、
まるで何かと必死に戦っているかのようだ。
「…それで、いつ、帰ってくるの?」
すぐだよね?
そう聞こうとして、やめた。
チャドの瞳が、少しだけ曇った気がしたから。
「…もう、イギリスには戻らない。
ずっと向こうにいるつもりだよ」
“ずっと向こうにいるつもりだよ”
…そう、だろうね。
“将来的に”という言葉がチャドの口から出たときに、何となく覚悟はしてたけど。
「あと2年も待てないよ。
ずっとずっと夢だったんだ」
どこか教会の外から、人の笑い声が聞こえてくる。
うららかな陽射しが教会の高い窓を通して、私達の上に降り注ぐ。
そんな暖かい陽射しの中で私達は見つめ合ったまま、笑いもせず、泣きもせず、
まるで何かと必死に戦っているかのようだ。
「…それで、いつ、帰ってくるの?」
すぐだよね?
そう聞こうとして、やめた。
チャドの瞳が、少しだけ曇った気がしたから。
「…もう、イギリスには戻らない。
ずっと向こうにいるつもりだよ」
“ずっと向こうにいるつもりだよ”
…そう、だろうね。
“将来的に”という言葉がチャドの口から出たときに、何となく覚悟はしてたけど。