さよならの見つけ方 第1章
「…ごめんね」













その言葉を聞いて、涙が出た。






まるで嵐の後の決壊が破られたかのように、次から次へと。














「そう、思うんなら…」










“行かないでよ…”










言葉になんてならなかった。






泣いている私の冷たい肩に、チャドの指が静かに触れる。










「目と目の会話の練習なんて、

しなきゃ良かったね」






「…どうして?」






涙を拭いながらチャドを見上げると、悲しい笑顔で彼はこう言った。






「ちゃんと言葉で伝えたかった想いとか、

どうしても手を繋ぎたかった日とか、



…たくさんあったから」










「…うん」







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