ビー玉
「いいか、頑張ってるやつだけ覚えてればいい。


ほら、あの白いリスバンしてるやつ。


それと、その隣りの黒いTシャツ。


あいつらは残るよ」











けんちゃんは続けた。







「どうせあと一月もしないうちにみんなヘバってやめてくんだ。


やめてくやつを、今から覚えてもしょうがない。


あと1ヶ月くらいしてから、改めて覚えいけばいいよ」







「それに全員覚えてなくても、何とか誤魔化せるだろ」







そう言ってけんちゃんはあたしに向かって悪戯っぽく微笑んだ。

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