ビー玉
――――毎日、あたしがへこたれずに体育館に来れるのは、







こうやってけんちゃんに励まして貰いたいからで。







その笑顔を、近くで見てたいからで。




















「ありがとうございます」





と、あたしが微笑むと、けんちゃんは安心したようににっこりと笑って


空になったドリンクのボトルを、ことんと床に置いた。















ピーーー!!!







と、体育館中に響くように休憩終了の合図を告げると、








けんちゃんはすっと立ち上がって

ゆっくりと「沢村先輩」の顔になった。









その変化を、あたしだけが見ていた。

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