初恋先生
「着いたよ、リン!」

店の前で彼女はいったん立ち止まると

目をギュッと閉じ「よしっ!」と自分に言いきかせるように笑顔になった

「いらっしゃいませ~」

店に入ると私たちは個室の部屋に通された

居酒屋といっても、隠れ家的なお洒落な居酒屋

私とノンは一番乗りで、次に来たのはノンの友達で今回の幹事のマァくん

そして、最後に現れたのが…私が間違えるはずがないあの人だった

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